水曜の9時頃、玄関の前に、オニヤンマが仰向けになってもがいていました。
銀の自宅は都会ではなくて、
近くに大きな林もあり、ウグイスもセミもカエルもよく鳴くところなのですが、
オニヤンマはかなり久しぶりなので、ビックリ。
しかも、仰向け・・・・。
もうダメなのかな・・・と思いながら指をさしむけると
必死にしがみついてきました。
顎が細かく動いていて、皮膚をかじろうとするのですが、
その力があまりにも弱くて・・・・。 (ヤンマにかじられるとかなり痛いです)
4枚の羽もあまり動かせないようで、
しかも尾が途中で曲ってしまっていました。
ダメなんだね・・・・って思うけれど、
大きな翠色の目でこちらをじっと見ながら、
私の指から離れなようとしないので、しかたなく自宅の中へ入れました。

当然、猫は大騒ぎ!!!!
だって見たこともないような大きなトンボ。
もうカケラしか残っていないような狩猟本能を奮い立たせて飛び掛ります。
スズメバチだろうと、カラスだろうと女王様(猫)は、怖いもの知らずの暴君です。
急いでベランダに運んで、蜂蜜を含ませたコットンの上に置いてあげると、
忙しく顎を動かして、蜂蜜を舐めていました。

でも、だんだん足が縮こまってきて、
羽もほとんど動かさなくなって、蜂蜜に顔をうずめたまま、動かなくなりました。
蜂蜜はトンボの身体には悪いものたっだかも知れないけれど・・・
最後にあのオニヤンマが空腹じゃなかったのなら
良かったな・・・・と思いました。
よく朝、公園の木下に置いてきました。
夕刻、今年はじめて蜩せみが鳴きました。
オニヤンマにお別れを言っているようで、せつなかったです。
繭香 銀
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